Wednesday, June 16, 2010

豚と家族とかえると田んぼ

私の今の生活をタイトルで表すと・・・

【豚と家族とかえると田んぼ】

久しぶりの電話の声に笑わされ、そして癒される。
ま、近くに飲みに行くっつっても、帰りは代行を利用する距離の田舎ですよ。日々のシンプルな生活で、色々と想いは馳せます。

さて。
「太陽の子」「天の瞳」「兎の眼」・・・いつも灰谷健次郎さんにはKOでやられ、涙もんですが、今回も「風の耳朶」にはやられました。
じぃじが残していった本。
何年か越しに開かれたその本は、最初っから景色がどことなく以前住んでいた、海沿いのあの街を思い出させ、話が進むにつれて、今現在住んでいる街へ移動してくるものだから、何だか一緒に旅をしているような気分にさせてくれた。読みながらしみじみと、

あぁ〜。こういういい本が残って、つながっていくべきなんだな・・・と。

あらすじを説明するのは苦手なので、読んで、感じてもらうのが一番と思うけど、引用させてもらって紹介させてもらうことにしたいとオモイマス。

《死をみつめながら旅をする年老いた夫婦。戦前の貧しい時代から、現在の豊かな時代まで、長い年月を過ごしてきた夫婦の眼に、今の日本はどのように映っているのだろう。はたして子どもたちがいきいきと暮らしていける社会だろうか。ゆっくりと語り合う二人の旅を通して、死とは何か、生きるとは何かを問う。》

はい。雨のしっとり降る日のお供にどぉぞ。

Tuesday, June 1, 2010

6

田んぼの稲たちもしっかり根付き、おたまじゃくしパレード&かえるの大合唱。
緑もどんどん濃くなり、夏がすぐそこまで・・・。
こうも自然がぐんぐんと息吹を見せてくれるというのは気持ちが良いもので、そんな中、ユンボやブルトーザーがもりもりっと土をほじくり返しているのを見ると、腹立たしくふんふんしてはいられない。
ふんふんしているだけの自分にも、ふんふんしてしまっているのは悪循環。

アスファルトで固められていく現状に麻痺してはならぬ。

ビルがぐんぐん勢力拡大している現状に麻痺してはならぬ。

地面ではない場所を埋め立てる現状に麻痺してはならぬ。


五感を麻痺させぬ様に・・・。


「共存」という感覚を忘れぬ様に・・・。