忙しかったけど、充実してて、
疲れているけど、なんだか気持ち良い。
「必要とされている」
と感じることは、とてもうれしいんだ・・・という気持ちを、27の今頃になってようやく感じている。でも、まだまだ自分のしていること、やっていることは偏っているような気がしている。だから自信もないし、不安だらけ。
さてと。
世の中は私の知らない合間に、色々と変化をし続けている。情報に疎い私は、びっくりすることがたくさん。子どもたちと日々接していると、私より色々知っているし、「えっ!!そんなことも知ってるの?!」ということもたくさんある中で、携帯当たり前。お小遣いたくさん。塾や習い事がたくさんで遊ぶ暇なんてない感じ。子どもらしからぬ・・・と私はたくさん感じてしまうんだよなぁ・・・。それを、親である大人がきちんと考えて与えているばかりでもないから、これまた悲しい。
先日、お隣さんのお家にお邪魔させて頂いて、色々と話した。77歳の旦那様と、57歳の奥様、そして息子さんと話した。戦前・戦時中・戦後の貴重な話も聞けた。丁度、田口ランディさんの「根を持つこと、翼を持つこと」を読んだ後だったから、余計に色々な思考を巡らせていて、それでいて生の声を聞けた。涙が出そうだった。
社会や教育や色々なことを話しておもしろかった。
「これからの時代を生きる若者と子どもは大変だよ。でもね、この日本に生まれたことを、もっと感謝しなくちゃいけないのよ、きっと。平和ぼけしてるっていうけど、島国だから隣国との争いも日常的にないし、これだけ治安が良いことへの感謝を忘れちゃいけないのよ。」
ごもっとも・・・と、言葉が出なかった。
私は、「何だこの国、ばかやろー!!」と思ってばかりで、社会の様々なことを否定しながら、反発しながら生きていた。国に感謝する・・・なんてこと、今まで一度もなかった。だけど、それって日本人であることを否定していることになるし、自分を否定していることだ。
でも、それで何が生まれる??
そんなことを問いかけられた時間を過ごせた。
きっと、知ることと、伝えることを怠ってはいけないんだと思った。真実に目を向けて、そしてそれを包み隠さず伝える、話し合う・・・そんなことが子どもたちの教育現場でできれば良いのかな・・・なんてアバウトな考えのまま4月を迎える。忙しいからと、大切なことがかき消されないようにしていこうと思うが、肝心な自分の将来についてはまだ白紙。どんな色を塗っていこうか・・・。