Saturday, March 28, 2009

色々色

慌ただしかったけど、一日の流れが遅くって、
忙しかったけど、充実してて、
疲れているけど、なんだか気持ち良い。

「必要とされている」

と感じることは、とてもうれしいんだ・・・という気持ちを、27の今頃になってようやく感じている。でも、まだまだ自分のしていること、やっていることは偏っているような気がしている。だから自信もないし、不安だらけ。

さてと。

世の中は私の知らない合間に、色々と変化をし続けている。情報に疎い私は、びっくりすることがたくさん。子どもたちと日々接していると、私より色々知っているし、「えっ!!そんなことも知ってるの?!」ということもたくさんある中で、携帯当たり前。お小遣いたくさん。塾や習い事がたくさんで遊ぶ暇なんてない感じ。子どもらしからぬ・・・と私はたくさん感じてしまうんだよなぁ・・・。それを、親である大人がきちんと考えて与えているばかりでもないから、これまた悲しい。

先日、お隣さんのお家にお邪魔させて頂いて、色々と話した。77歳の旦那様と、57歳の奥様、そして息子さんと話した。戦前・戦時中・戦後の貴重な話も聞けた。丁度、田口ランディさんの「根を持つこと、翼を持つこと」を読んだ後だったから、余計に色々な思考を巡らせていて、それでいて生の声を聞けた。涙が出そうだった。
社会や教育や色々なことを話しておもしろかった。

「これからの時代を生きる若者と子どもは大変だよ。でもね、この日本に生まれたことを、もっと感謝しなくちゃいけないのよ、きっと。平和ぼけしてるっていうけど、島国だから隣国との争いも日常的にないし、これだけ治安が良いことへの感謝を忘れちゃいけないのよ。」

ごもっとも・・・と、言葉が出なかった。

私は、「何だこの国、ばかやろー!!」と思ってばかりで、社会の様々なことを否定しながら、反発しながら生きていた。国に感謝する・・・なんてこと、今まで一度もなかった。だけど、それって日本人であることを否定していることになるし、自分を否定していることだ。

でも、それで何が生まれる??

そんなことを問いかけられた時間を過ごせた。

きっと、知ることと、伝えることを怠ってはいけないんだと思った。真実に目を向けて、そしてそれを包み隠さず伝える、話し合う・・・そんなことが子どもたちの教育現場でできれば良いのかな・・・なんてアバウトな考えのまま4月を迎える。忙しいからと、大切なことがかき消されないようにしていこうと思うが、肝心な自分の将来についてはまだ白紙。どんな色を塗っていこうか・・・。

1 comment:

Erie said...

知ること学び続けることそしてそれを自分なりの方法で伝えること。
とても大事だね。それは、たった一人との会話の中から、気づかされ、一人との会話の中から広がり伝わっていくことができる。今の時代はこうしてあなたのBlogで伝えていくことができる。すごいねえ。

子供の教育の中で、包み隠さずに真実を語り合えたらいいね。真実が何かわからない世の中で、日本の歴史だけれども、ともに、知って、学び続けるスタンスで教育の場所がもっと開けた場所になっていって欲しいと願う。

田口ランディさんが気になりました。