私の今の生活をタイトルで表すと・・・
【豚と家族とかえると田んぼ】
久しぶりの電話の声に笑わされ、そして癒される。
ま、近くに飲みに行くっつっても、帰りは代行を利用する距離の田舎ですよ。日々のシンプルな生活で、色々と想いは馳せます。
さて。
「太陽の子」「天の瞳」「兎の眼」・・・いつも灰谷健次郎さんにはKOでやられ、涙もんですが、今回も「風の耳朶」にはやられました。
じぃじが残していった本。
何年か越しに開かれたその本は、最初っから景色がどことなく以前住んでいた、海沿いのあの街を思い出させ、話が進むにつれて、今現在住んでいる街へ移動してくるものだから、何だか一緒に旅をしているような気分にさせてくれた。読みながらしみじみと、
あぁ〜。こういういい本が残って、つながっていくべきなんだな・・・と。
あらすじを説明するのは苦手なので、読んで、感じてもらうのが一番と思うけど、引用させてもらって紹介させてもらうことにしたいとオモイマス。
《死をみつめながら旅をする年老いた夫婦。戦前の貧しい時代から、現在の豊かな時代まで、長い年月を過ごしてきた夫婦の眼に、今の日本はどのように映っているのだろう。はたして子どもたちがいきいきと暮らしていける社会だろうか。ゆっくりと語り合う二人の旅を通して、死とは何か、生きるとは何かを問う。》
はい。雨のしっとり降る日のお供にどぉぞ。
1 comment:
Blogのデザイン変えたんだね。かっこいいねえ。
灰谷さんの本読んでみたい!!
新潟に行ったら、読ませてね。
Post a Comment