Thursday, January 16, 2014

歩いたら



歩いたら落ち着いた。


寒くて出不精になっている日々。
お陽様が出ない日は、本当に憂鬱になる。

この凍てつく日々はどこまで続くのか・・・。
どこまで凍っていて蛇口からお湯は出てこないのか。
私はどうすればいいのか。

考えても出てこない答えに、無力さを感じる。
自然にはかなわないんだと、改めてまた感じる。

毎日どこかが凍っていて、出ない・流れない・使えない。
それでも暮らせるから、おもしろい。
必要な物はそんなに多くないもんだな。



どんと焼きを見に、久しぶりに外を歩く。
きれいな景色に気がつく。
人ではない、犬でもない足跡に、わくわくする。       
 寒いなぁ・・・と思っていると、おぃちゃんとすれ違って、声を
掛け合ってあったかくなる。
また、同じおぃちゃんとすれ違って、笑って、あったかくなる。
そして、どんと焼きを見ていたら、さっきのおぃちゃんが来る。


あっち行ってお神酒もらうべよ。
でもって火にあたりゃ〜、風邪もひかねぇし、あったけぇだ。







老若男女が集い、火を囲む。

はるか大昔から、こうやって寒さをしのいできたんだろうなぁと。
様々な話が繰り広げられ、その周りを子どもが走る。
いい風景だなぁと改めて感じた。

月が出てきて、陽が暮れる中でのどんと焼き。

来年は2人で。

その次は3人で。

繋げていきたいなぁと思う。





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