2011 |
3年ぶりのなりにさん。
2011は鎌倉の鶴岡八幡宮にて。2014は長野の善光寺にて。〜おみくじをひくの巻〜
この後行った温泉は、行けば行く程不安になる山の奥に。雪深いこの時期は、扉を開ければ真っ白で、露天風呂は雪の下。
大寒を過ぎ、昼間の気温が少しずつ上がってきている今日この頃。輪切りにした大根を、5こくらいずつわらに通して吊るす【凍み大根】が軒に並ぶ。凍みたり溶けたりを繰り返し、春が来る頃に出来上がり。大切な保存食。先人の知恵。
途切れる事。途絶える事。
これは怖いことだなぁと思う。
早くて、便利で、楽ちんな暮らしに慣れてしまうと、途切れてしまうたくさんの知恵があって、その知恵というのは買えるものではないので、途絶えてしまう。
「本当に必要な仕事っていうのは、そう多くないんじゃないかなと思うだよ。」
と、おぃちゃん。
そんな会話を聞きながら、ぱちぱち燃える薪の音と、コーヒーの匂いに包まれながら、春を待ちこがれています。
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