Sunday, March 13, 2011

こんな時だからこそ・・・

世間は卒業式&入学式シーズンである。

地震でひっちゃかめっちゃかになってしまたところはそれどころではない。未来ある子どもたちの門出をお祝いできない悲しさ・・・。でもまずは、心や体や生活の復旧が第一優先。だから頑張って。

でも被災していない場所は、《情報》が行き交うが《日常》が進む


私は以前、学童で努めていた。
そこで出会った子どもたちが、もうすぐ小学校を卒業する。
被災していない。戦争もしていない。ご飯を食べて、寝て、遊んで、習い事もして、学校へ行く。良いとか悪いではなく、そういう環境なのだ。そういう環境に矛盾を感じたり、物足りなさを感じながら退職し2年。
まだまだ模索中ではあるが、いつも、どんな時も想うのが、教育の大切さ。現場で働いていない私が偉そうに言うのもなんだが、大人である自分の生き様が子どもたちへ響くように・・・と、自分の生き方には常に胸を張りたいと思い生活している今日この頃。
どんな環境でも、子どもたちの敏感さや鋭さが心にたくさん影響を与えている。それを受け止める大人の心意気が、温かく、人情味があることを願う。


学童の卒業する子どもたち向けに送ったメッセージを紹介させて頂きます。




☆ 新たな一歩を踏み出す若者たちへ ☆


《子ども》ではない年齢に達していることを自覚しよう。 
   
そこまで達した背景には、家族や友だち、多くの人々の支えがあることを自覚しよう。

そして何よりも、自分の力を自覚しよう。
 
    
私たちの生きる《地球》では、様々な出来事が起きている。 

そして、私たちはそれを知ることのできる環境で生活している。

その出来事が、私たちに全く関係のないことではないことを感じ、考えよう。

自分に何ができるのか・・・

自分を振り返り、環境を振り返り、そして行動する。

失敗してもいい。

でも、自分で責任がとれないのであるならば、行動していはいけない。

くじけたのならば、相談すればいい。

話に耳を傾けてくれる人はいる。だから一人で悩まないこと。

失敗と成功を繰り返すことが大切。

そして、歩みを止めないことが大切。

だから、自信をもって、胸を張って、一歩を踏み出して欲しい。

感謝の気持ちを持って、自然に優しく、地球に優しく。

生きるために必要なことは、とてもシンプルでまっすぐだから、余計な自分と余計な世間の目を削ぎ落とし進め!! 
    


私もまだまだ未熟者。元気をもらうのは、あなたたちの想像力や発想力や行動力。

そして、あなたたちの存在。命。

出会えて良かった。ありがとう。
        
LOVE & PEACE

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