Tuesday, March 8, 2011

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あれやこれや、気持ちがフル回転しているうちに3月8日。

きっと、野口健さんの講演会と、その後に読んだ健さんの本の影響が強いんだ。五感が刺激されて、びしびしと自分のものに吸収しようとしている感じ。いい意味での緊迫感を持てている。そんな感じ。


ー自然と国家と人間と 著・野口健よりー

激しい海岸浸食を受けている、ベンガル湾に浮かぶハティア島を訪れた健さん。

『しかしこうして「現場」を訪れてみれば、多くの人々と出会い、報告書では表されることのない世界を目にする。現場でなければ決して感じることのできない空気にさらされて改めて感じることは、「一日一ドル以下」で生活している人々が、先進国の発展のツケを支払わなければならない不条理だ。そして被害に遭っている彼らの多くは地球温暖化の原因を知らない。ヒマラヤの民同様に「神様へのお祈りが足りない。私たちの感謝の気持ちが少なくなっている。」などと自分たちを責めているのだ。』

あぁ〜なんと私たちは幸せで贅沢なことか・・・。
生活の中で欠くことのない「お金」。その「お金」の《使い方》を考える事。今の私には、それが大切だと感じた。

私は浪費家であると思う。ちっとも貯まりやしない。貯める気もあまりないからだけど、今の収入はバイト2つで以前の2分の1くらい。家賃、光熱費を出すと手元には・・・あぁあああぁぁぁぁ・・・。
でも、くいっぱぐれることも、野宿しなければならないこともない。何かしら食べることができて、雨風しのいで暖かい布団で眠ることができる。車とバイクもある。

《先進国の発展》に、少なからず加担している生活を送っていることに気がついてはいたが、「現場」の人たちの気持ちや想いは知らなかった。

「私たちの感謝の気持ちが少なくなっている。」


《厳しい生活を送っている人たちの目はきらきらしている。日本人の目は死んでいる。》とよく聞くけど、「生きる」違いは何なのか。
地球規模で考えて、自分の生活を捉えることができたのならば・・・。そしてお金の使い方を考えることができたのならば・・・。《いいお金の使い方》を考えて、実行することで、世の中の金回りが変わっていくはず。

フェアトレードのものを選ぶ。
地元の野菜や魚を選ぶ。
節電。節水。
衣料品は必要なものだけ買う。
素材を選ぶ。
いらなくなったら手放す。なるたけ最後の最後まで使い切るか、使えそうならリサイクル。
自然を身近に感じることをする。そして感謝する。

とかね。なんか色んなことが考えられるけど、自分で楽しくできなきゃ意味ないから、できそうなところから。
大人の目が死んでいたら、子どもの目は輝けない。
自分の楽しいが、みんなの楽しいになって、それがなおかつ地球に優しかったらいいなぁと。でも、自然界には優しいだけじゃない厳しさもあるから、そういうことも知りながら・・・。
それはまた、別の機会に。




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